英語学習で学んだこと

日々語学を通じて学ぶこと、気づきのシェア。本の紹介などをしていきます。

「理解する」ということ

精聴やリピーティング、音読など日々のトレーニングの賜物かリスニングは割と出来るようになってきた。スコアに自信が出てきた。






と思っていました。




が・・・、ここのところの公開テストやIP、模試でのリハーサルを行っていくなかで気づいたことなのですが、この自信はまだまだ地盤が緩く気を抜くと奈落の底に落とされる危険性があるなと思うようになりました。


というのも、テストの形式にある程度慣れてくると、「どういうところに気をつけて聞くのか」、「先読みしてなにを待つ」のか、「どこに注意して耳と、そして目を配るのか」など、知らず知らずのうちに技術を身につけていて、そりゃあスコアは上がります。

ただ、それだとあるところまでいったときに限界がきます。
一定以上は上がらないのです。うん、本当に上がらないのです。(切実)


そこででてきたまだ発展途上・・いや、中途半端な自信は、「今回はこういうタイプの問題か、だったらこれ、これだけを待てばいいのだっ!」など「間違った余計な雑念」や、思った通りの展開ではなかったときにでてくる「本来必要のない余計な焦り」から、崩れるパターンを引き起こします。


なんといっても、少し気がぬけた状態になると、リスニングパートでは、すーっと左耳から右耳に音声が抜けていったり、リーディングパートでも、左から右に英文を目で追っても、「まったく理解」できていないことに気づき、ハッとします。


「理解する」精度、パーセンテージをあげ、「処理できる能力をあげていく」ということに主眼を置きそのために、できることを一歩一歩やっていく、こういう視点をもって、日々のトレーニングに取り組んでいこうと、年明け勤務初日!の通勤電車のなかで思うのでした。